嫁を迎えるまで淡々と

レーシックで人生詰んだまま40代に突入した記録

Helinoxのパチモノ椅子ことパチノックス。ついに壊れる。

アウトドア用品として人気の高いHelinox(ヘリノックス)の椅子。そのアイデアをパクり…インスパイアした中華のパチモノ椅子こと『パチノックス』を購入したのがおよそ7年前。

強度はあるけど軽いフレームに丈夫な布を被せるシンプルな構造故に、購入当初から支柱部分が歪むか布が貫くだろうと懸念をしていましたが、案の定ついに座面を支える布の部分を支柱が突き抜けてしまいました。

本来はキャンプで限定的に使うものを想定されていたこの商品。確か耐荷重120kgほどを謳っていた気がしますが、さすがに長年日常的に使ってはさすがにこうなるかと思われます。

幸い、支柱部分は未だに頑強なのでなんとか修理して再利用してみました。

パチノックス概要

冒頭でも簡単に書いてますがなんなんだよパチノックスって?という人のためにアマゾンリンク。本家と類似品を見比べて察してくださればよかです。

こちらは本家Helinoxで人気商品の『チェアワン』。お値段10,000円超え。

で、こちらは自分が購入したパチノックスことfieldoorの『ポータブルコンパクト』。お値段はなんと本家の半額5,000円付近。

見た目もそっくりで違いがあるとしたら縫製技術ノウハウでしょうか。とはいえ7年間も壊れずに使えたのは評価して良いかもしれません。というか、まだパチもんブランドが生き残っていたことには驚きました。同様に似た商品をさらに安く販売しているバイヤーもいたけど、さすがに安すぎるだろと野生の勘で避けたのですが、当たりだったのかな?

問題は本家Helinoxだったら壊れなかったのか?という疑問。布で支える構造は本家も変わらずなのでどうだったのでしょうね?

壊れた部分:支柱を支える布

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写真が暗くて申し訳ない。支柱部分の布が貫通されてます。

購入時の予測では縫い目がやられると懸念してましたが、実際は縫い目ではなく布を貫通する結果に。接触面だから負荷が最大値だったのでしょう。布の素材は柔道着のようにかなり頑丈な素材なものの、4点で荷重負荷を支えてるのはやっぱり厳しかったようです。

なお自分の体重は55~60キロ付近でこの数年推移しております。使用時間は毎日1~3時間座っていました。単純計算で7年間では2520~7560時間の使用です。うん、まあ、やっぱりよく持ったほうですねって感想になるのはちょっと甘いでしょうか。

修理案1:養生テープを入れる

修理案その1。

( ゚д゚) 隙間を塞げばいいじゃない?

ということで、手っ取り早く養生テープを折りたたんで穴に突っ込んでみました。ふはははは、穴の倍以上のサイズを折りたたんで入れたらそう簡単にはでないだろう!?

と、さっそく布シーツをかぶせて座ってみると、2時間で空いた隙間から押し出された。

ええ、そうなるだろうと思ってました。失敗。次。

修理案2:ペットボトルの蓋

修理案その2

( ゚д゚) 面で支えたらいいじゃない?

実験1の養生テープは押し出されてしまいましたが、破れてはいなかったんですよね。つなり、荷重がかかると言っても貫くほどの圧力は掛かってない。ならば穴を通らない耐久度で勝るものを入れて圧を分散させて支柱を支えれば良いわけです。

で、なにかないかなーと部屋を見回したらペットボトルの蓋が目に入りました。

強度があって押し込める程度に変形もできて支柱を通すこともできる。こ、これや…ッ!!と電流が走りました。蓋の口を支柱を通す程度に少しカットして穴に突っ込んでみたら専用パーツかってくらいジャストフィット。

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画像はペットボトルの蓋を入れた後の写真。緑色のキャップがそうです。空いた穴からはみ出ることもありません。プラスチック特有の強度と柔らかさのおかげでいい感じ圧が分散してるようです。強度アップの接着剤無しで2,3日座ってみても再度貫通する様子はありません。やったー。

まとめ:パチノックス。まだまだ使える。

以上、パチノックスまだまだ使えるぞ宣言でした。

ペッドボトルの蓋の種類によっては硬すぎて穴に入らないかもしれないので、そこそこ柔らかく変形しやすい商品だと突っ込みやすいかと感じました。同じように数年後に貫通しちゃった人はさすがに保証外でしょうからダメ元でよければお試し下さい。