嫁を迎えるまで淡々と

レーシックで人生詰んだまま40代に突入した記録

ほうき生活を1年続けて分かったこと

中古戸建てを購入後になんとなく始めたほうき生活。

掃除機を使わずに1年が過ぎましたので、その間に感じたこと・わかったことを整理してまとめておきます

使っているほうきはアズマ工業の手編みホーキ

使っているほうきはアズマ工場の室内用手編みホーキを使ってます。見た目も愛くるしく値段も手頃でした。

使用感想としては腰が強く弾力があるため多少乱暴に使っても抜けたり折れたりしないのが気に入ってます。特にちりとりでまとめるの面倒くせえ!そのまま外へシュート!ゴミは外ー!とズボラに掃除をする自分と相性は良いようです。

あと本来の使い方とは違うのですが、一度ゴキブリと遭遇したときに地面に押さえつけて外に勢いよく雷獣シュートをしても折れませんでした。耐久性はなかなかあるようです。

失敗したなあと感じるのはケチって持ち手が短いサイズを購入したこと。長いのにしておけばよかったとそこだけ後悔。でもそうそう壊れなさそうなので買い換えするにしても一体何年後だろうか。

生活をすれば小さなゴミは毎日出る

当たり前ですが生活をしているだけで毎日のようにゴミは出ます。

掃除を毎日していても抜け毛、綿、ほこり、体を掻いたあとの皮膚、食べかすなどが尽きることはありません。自然発生でもしてるんじゃ…家の中にゴミのリスポーン地点があるのでは…と疑うくらい日々ゴミが落ちてます。

例をあげたらきりがないんですが

  • 浴室:見えないだけで抜け毛いっぱい
  • 居間:滞在時間が長いせいか綿埃ごいすー
  • 寝室:布団の埃がががが!?
  • 玄関:なんでここに陰毛が…

などなど。

そりゃハエトリグモちゃんがいつまでも我が家に居着く。掃除機だとほうきと違って集めずとも吸引力でゴミを吸い込んでいたらか、こんなにも日々出ているものとは気づきませんでしたねえ。

電気を使わず軽いという圧倒的アドバンテージ

「時代は軽量化だよ」

小学生時代にミニ四駆のシャーシをドリルでくり抜き軽くしてた当時の私のセリフです。(そのあと盛大にコースアウトして破壊した)

そして時代も移り変わりいまや掃除機も吸引力だけでなく軽く・取り回しやすい事を商品アピールする時代になりました。ハンディタイプにコードレスにとメーカーは掃除機の重さを減らす軽量化に各社しのぎを削っています。

そこで思い出して頂きたいのがほうきの存在ッッツ!!幼稚園児でも使える超シンプルな造形ッッ!!女性でも取り回せる圧倒的軽さ!!これほど軽い掃除道具が今までにあったでしょうか!?

しかも「あー掃除しなきゃー」って気分になったときにほうきならばササッと手に取って終わります!コンセントに電源を指す必要なんてなし!バッテリーの管理も当然不要!!掃除機の手間に比べたら安土桃山時代なみの薄さ!!生春巻きの中身が見えるくらいの薄さです!!

超便利!超簡単!超軽量!!

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音がないというメリット

ほうきでの掃除はとても静かです。(急に冷静になりました)

掃除機がどんなに技術改良をして稼働音を減らしてもほうきにはどうやったって勝てません。掃除機は構造上サイクロン式だろうが紙パック式だろうがどうしても吸引が必須。対してほうきはただ掃くだけ。超シンプル。比較とかそういう次元じゃない。

その静けさたるや、ほうき掃除をしながら朝の雀の鳴き声や、夜の虫の囀りだって聞こえてます。この静けさはなかなかに快感です。

ほこりを集めるのは苦手

ほうきで集めれるゴミは基本的に目に見える大きさのゴミです。

つまり微粒子のような埃を集めるのは苦手です。寝起きか帰宅直後だと浮いてる埃も床に落ちるので狙い目ですが、それでもどうしても掃除をしているうちに舞ってしまいます。勢いよく掃かなくてまあ無理。

じゃあ、どうしましょうね?と考えるわけですが

( ゚д゚) まいっか

見てみないふり。スルー。見えないレベルのゴミならば無視をする。

濡れた新聞紙等をばら撒いて吸着させて取ったりクイックルワイパーを使うなど他の方法もあります。でもいずれ集まってほうきで履けるサイズになるだろうって。非効率なやり方かもしれませんが、それならそれでいいじゃないの精神。掃除は気分転換も兼ねてるのでそれでいいのです。

効率最優先でなくなっていいの。無駄も楽しめてこその人生。そもそも外や会社で埃なんていっぱい吸ってるって。己の肺胞フィルターを信じろ。

畳の掃除も苦手

ほうきで畳を掃除するときは基本的に畳の向きに沿って掃きます。そうしないと畳もほうきも痛めてしまうので。

しかしこれがまた面倒くさい。全部同じ方向ならまだ良いのだけど、右へ流して左に流してまた右に流してと真面目に畳の目に沿って履いてたら日が暮れてしまいます。

なので畳だけは水を絞った雑巾でササッと拭いています。畳は梅雨の湿気を吸ってくれて冬も冷たくないなど利点はあるのですが、ほうきとの相性はあまり良くないのが悲しいところです。ここは雑巾ちゃんのエリアと思って譲りましょう。

まとめ

以上、ほうき生活を1年やってみての感想でした。

材料を最初から作るポテサラや餃子以外は認めないおじさんみたいに、いま家にあるダイソンやマキタの掃除機やルンバ等のお掃除ロボは手抜き!なんてことは言いません。手軽さや効率を考えると最新式の掃除機を使うほうが手っ取り早いです。

私はクラシックな生活スタイルもいいかなって好奇心でやってみただけです。いざやってみたらいろんな発見があるので不便なことでも試してみるのも楽しいかもしれませんよ。