嫁を迎えるまで淡々と

レーシックで人生詰んだまま40代に突入した記録

早期リタイアしても何もやりたいことが浮かばない

早期リタイア・セミリタイア・経済的自由・FIRE…

数年前からサラリーマン以外の収入を経て早々にドロップアウトする方々の生存戦略を耳にします。

しかし、不労所得なり事業所得なり得たとしてですよ?サラリーマン生活からドロップアウトしたとしてですよ?他に何かやりたいことが本当に皆様あるんでしょうか?

私にはない!

そんなものはないッッッ!!

(胸を張って言うことじゃないんだなあ…)

やりたいことリストが埋まらない

いまやりたいなあって事を思いつくことを羅列します。

  • 温かい食事
  • ぬくぬくと8時間の睡眠
  • 温かい風呂に毎日入りたい

あ、終わった。やっぱり指が止まった。

自分なりに色々と未来予想図を描いてみたけど年中布団に同化してそうなビジョンしか浮かびません。そんなにサラリーマン中にはできないことってあるんでしょうか。早期リタイアしなくてもできることばかり。というか既に達成をしている事でした。

つまり逆説的に私は早期リタイアをしていた…!?な、なんだってぇえええ!?

サラリーマン生活は気楽

サラリーマン生活は辛くもなければ楽しくもないなあってのが自分の現実。淡々と業務をこなしてさえいれば明日への食事分のお給与は貰えるし、残業が増えたとしてもちゃんと睡眠時間も確保できる業務時間。

ほっといても毎月給与は発生する、責任といっても身銭を切るようなことは滅多にない。安定のために自由と時間を捧げての対価と考えるそこまで悪い条件じゃない。

そりゃあいつのまにやら自分の半径で裁量できる範囲のこと以外にも責任が広がり、なんだか余計な仕事ばかりが増えてきています。安月給でそこまで背負いたくないでござる!それなら働きたくないでござる!となる気持ちはときにはあります。

だけど、じゃあ、独立して自分で稼ぎますね!アヂュー!とそう簡単にはいきません。独立してやっていける商才と人望がないからサラリーマンしてるわけで。

だから取引先や組織内部のわけのわからない苦情に悩まされたり、対応しようにも人手が足りない・設備投資もされない組織で振り回される日々だろうとグッと言葉を飲み込んでストレスを貯めるしかないわけです。

とはいえ、そんなストレスも繰り返すけどミスしてもクビになるだけで事業の失敗を背負うわけじゃない。自分以外の家族の責任もないし、一発失敗でリタイアってストレスに比べたら赤子のようなもの。気楽といえば気楽なのは間違いない。

年間いくらの所得が発生したら満足なのぅ?

なぜ働くのかといえば、家族を養うためであったり、日々のご飯を食べるためです。

「働かざる者食うべからず」なんて昔から言われますが、早期リタイアしてる人の多くは投資でリーマン生活からリタイアをしています。まれに入金投資法だけで数年で数千万貯める業種もいるけども。ああ羨ましい。

安定して日々の支出と将来の支出に対応できる資産があれば働く必要はなくなります。じゃあその金額はいくらなのだろう?

自分の年間支出を逆算すると支出は年間120万円ほどあれば住宅ローンを返しつつも生活はできます。それだと将来的なアクシデントに対応できないからもう少し増やしても150万円あれば安心なのでしょうか?

となると5000万の資産で4%台の配当銘柄に入れておけば税引きで160万円なので達成可能です。が、今の資産からだと全力で節約してもそこまでに10年はかかります。アラフィフやんけ。

特にやりたいこともないのでそれはそれで良いとしても、投資銘柄がどこかで倍々ゲームにのって短縮したいのが本音です。いやあ、ないなあ。そういう気持ちで何度も逆にやられてるものなあ。下手くそねえ。

まとめ:仕事にやりがいを感じてる人は羨ましい

新人の頃はめっちゃやる気エネルギーに満ちあふれて希望の未来へレディゴー!って人もいるかもしれませんが、多くは現実との擦り合せで最初の理想は虚無の彼方に忘却されてるんじゃないでしょうか。

自分はどうだったかなあ。不景気の中の就職ということもあって最初からなかったなあ。

まあ、なんにしても現状は取らぬ狸のなんたらなのでせっせとリタイアできる資金と知識を蓄えることにします。