築37年の中古住宅を購入してはや二年。
花粉が飛び交ってくしゃみがとまらない春、今のように毎日沸騰しそうだよぉーって暑い夏、ジメジメと家中がかびそうな梅雨、床が冷たすぎて咽び泣く冬と極寒を独身の私は一人寂しく過ごしました。
が、よくよく思い返したら他にも住人がいたんですよ。
( ゚д゚) 虫がっ!!
今日はそんな紹介。文字通りの寄生虫です。この無視野郎!家賃を払え!
蟻
ロマサガ世代なので
( ゚д゚) アリだー
と叫んでみたいところだけど、発見したら「蟻だ…」とテンション低め。
特別襲ってくるわけでもないから無害っちゃ無害。だけどワラワラと数匹で何かを探してる光景はあんまり美しくない。むしろキモい。群れるな群れるな。せめて幾何学模様を描くように行進してくれ。ウロチョロしてはいるけど何かを運んでる姿を見たことがないが何してるの君等?
我が名はレギオン…などと唱え始めるほど大発生したらアリの巣コロリの出番待ったなしだけど、今の所そこまでの大繁殖はしておらず。ただ年間を通して何回は見るので家のどこかに巣がありそう。困ったね。でも古い家だからしょうがないね。
- キッチン排水付近
- 歯磨き粉周辺
- うがい薬周辺
大体見つかるのは水場周り。匂いの感度がかなり高いようで妙に歯磨き粉周辺にいる。適当に掃除してるから食べ物のカスが排水ネットに年中ちらほら残ってるのに、なぜかいるのは歯磨き粉やうがい薬周辺。餌にはならないと思うのだが。何がお目当てなのか未だにわからない。
ゴキブリ
今の所発見したのは3回。成虫2匹、子供1匹。
基本的に家にいる時間が少ないことや、ゴキブリが夜行性ってこともあってか滅多に遭遇しない。子供を見たときはあかん…と覚悟はしたけどその後に出会った数はこんなもの。
ああ、そういえばいつも出会うのは夏だった。今年は出会わないことを祈りたい。1匹でもいたら何十匹もいると思えと警告されるくらいだから、家のどこかに今もなお生息してるでしょうし。
ゴキブリは雑食性。何でも食べるし共食いもする不潔の代名詞。でも直接の害があるわけじゃないので遭遇してもそこまで気にしてなかったり。ウネウネ動く触覚の絵面は気持ち悪いけど、無視してたら視界の外に逃げてくれるし。
蝿
どこの家庭でもいつの間にか迷い込む悪魔の帝王。
- ノミバエ
- ショウジョウバエ
- チョウバエ
など蝿にも種類がいてついつい全部コバエとついつい呼んでしまうのですが、我が家に侵入・発生したのは多分ショウジョウバエでしょうか。
ブブブブ…って音を鳴らしながら高速移動するようなオーソドックスな蝿は何気に我が家にはまだ侵入されておりません。別に歓迎してませんけどなんでなんでしょうかね。
発生条件は大体バナナ。基本的に冷蔵庫で保管させてるからそう滅多には発生してないのだけど、バナナを購入したときに硬い場合は常温で少し追熟させてるうちにいつの間にか発生しています。
蝿はほんとどこから入り込んでるのか分からない。ついつい無から発生してる説を唱えてパスツール先生を悲しい顔にしてしまいそうになる。
蚊
( ゚д゚) 処す?
(# ゚Д゚) こいつ処す?
って筆頭。
この世全ての悪。存在を確認したら滅尽滅相。出会って5秒でアースジェット成敗。
脳が蚊を認識したら「テメーだけは許さねえからな!」と頭薩摩になる。なお比較として蝿の場合だと「あー仕方ねえなあ」って塩対応です。
まずあの高周波がきつい。モスキート音のキーンって音が不快。血を吸う場所を探すために就寝中の耳元を飛ぶなと。そもそも吸血行為をするなと。痒くなるから辞めろと。家屋無断侵入&窃盗罪だぞこのやろう。
かつて毛沢東が大躍進政策の一つとして蚊、雀、鼠、蝿を絶滅させようとしたそうですが、そのときも雀を減らしすぎた反動で他の害獣が逆に増えてしまったってどこかで読んだことがあります。中国だけでなく人類が何度も撲滅をさせようとしても生き延びてるあたり殲滅はできないのでしょう。
とはいえ、マラリアなどの伝染病のこともあるし、そろそろ人類の英知でどうにか種を断絶させてほしい。私は許す。超許す。刺されたら唯一神もダッシュですり潰すはずだから。
ハエトリグモ
多分自分が来る前からの先住民。ハエ、蛾、ゴキブリの子供などを捕食してくれる益虫らしい。ピョコピョコとしぐさが可愛い。実際フォルムも可愛い。
可愛い。かわいしゅぎる。
よく観察すると種類が違うようにも見えるから何種類もいるかもしれない。
発見エリアは家中。1階でも2階でも見かける。和室の壁に大体くっついてる。うっかり踏み潰すことはない。えらい。えらいぃぃい。マジえらしゅぎるぅううう。仮に地面にいても部屋に入ったのが分かるとピョンピョンと飛んで壁に移動する姿に心ごちうさするんじゃー。
けど、何かを食べてる姿は一度も見たことがない。畳のダニでも食べてるのだろうか。
でもハエトリグモが年中いるってことは何かがいるんでしょう。
ヤモリ
先日初めて発見。
ヤモリきたー!家守りきたー!ようこそ我が家へ!ってそんなに食べるものあるんですか我が家!?やだー!
網戸の内側に張り付いていたのだけど、サイズ的に網戸の隙間から入り込むのは無理。一体どこから侵入したのかさっぱりほんと分からない。
まあヤモリは可愛いので歓迎します。手のイボイボが最高。なんだよその造形。美しすぎんだろ。益虫として我が家の平和と守ってくだされ。
おまとめ:僕らはみんな生きている
以上、我が家に無断で住み着いてる虫の紹介。
益虫から外虫まで勝手に居候されております。かわいいは正義ということでハエトリグモとヤモリは許しますが、その他の穀潰しのニート野郎は早く家賃を支払うべきなのです。人の所有物にフリーライドしやがって。