先日、仕事で名古屋に行ったついでにガストに立ち寄ったら自動配膳ロボがおりました。姿形は猫フェイスを搭載したR2D2。店内をすぃ~っと移動してました。
猫型といってもドラえもんやデ・ジ・キャ…ってルックスや語尾はしてなかったにょ☆
開発は中国のpudu社
正面はプライバシーを配慮して後ろ姿。ロボにも人権はあるんだよ。
いや、そもそも店内で写真を撮って良いのかって話ですが。すかいらーくさんに怒られたら削除しときます。はい。
写真がぶれましたが背中のロゴはBellaBot。社名か個体名称かは不明だったのでぐぐったら商品名でした。ベラちゃんと呼べはよいのかな?
製造は中国のpudu Robotics社。これが中国の万能文化猫娘ですか。去る姿も背中でようこそガストへってLED照明アピールしてる姿が健気で可愛いですね。
なお上記リンク先から確認するとメーカー小売希望価格は約211万円とのこと。うーん、配膳だけするフロアレディの代役と考えるとちょっと高いような気がしないでもない。
料理の受け取り方法
繁盛時間だったのか注文してから15分ほどで厨房方向からすぃーとやってきました。
写真を忘れましたが猫型のフェイスがかわゆすです。
料理の受け取りは自分で皿と伝票を取る形。黒いトレイの上に注文した料理が載せてあって自分のテーブルの前で青く光ってる段から受け取り。トレイは3段あり。場合によっては他の客の分も載せて運ぶ場合もありそうですが、そうなると混乱のもとのためしばらくは店もやらない気がします。しらんけど。
で。
受け取ったあと放置するつもりはなかったのですが珍しいなーと観察していたら
(ΦωΦ)「はやくとってニャン」
ディスられました。仕事中にすいません。
テメーコノヤロウ客に文句を言うとは良い度胸じゃ!などとは思わず「あはい、すいません」とつい思わせてしまうのは人類は猫様の下僕だからでしょう。猫を讃えよ。猫を崇めよ。あっらーにゃるにゃる。
というわけで受け取り完了ボタンはちゃんと押しましょう。猫様に叱られたいって衝動がないこともないのですが、わざとやったら用事もないのに受付の姉ちゃんに話しかけてうざがられるおじさんと同じフィールドに立つことになります。
店内の猫ちゃんロボットパンフ案内
メニューに隠れてテーブルの上に説明というか紹介パンフが置いてありました。最近はタブレットで注文するから帰り際まで気づきませんでした。
で、読んでみるとガストの説明では「ネコちゃんロボット」なんですね。開発会社の名称からベラちゃんと呼んでもよさそうですがここでは名前も呼び名も名称アピールはなし。どこの会社が製造したのかパンフにはロゴも掲載されてないためまだまだテスト運転って感じ。
この猫型ロボの実売相場が分かりませんが、人件費や開発費がお安くなりそうな中国製でも希望価格が210万円くらいほどとなるとアピールするために値切ってくれたとしてもそこまで安くはなさそうです。
レンタル・リース制でも月額10万円以上ならアルバイト雇ったほうが安くなりそう?いやそれでも高い見積もり?なんだかんだやってることは配膳だけで片付けや接客はできないわけで。繁盛時間よりも閑散時間の人件費を経営側も削りたいだろうし。
ただまあ注文もタブレットでわざわざ人間が対応する手間も省き出して人員カットしてそうだし、猫ちゃんロボの性能が上がってトラブルもないようなら段々と人間のアルバイトが必要にならなくなったりするのかもしれません。ああ世知柄。
私が老後の頃にお気楽アルバイトってあるのかしらん。