8年ほど前に読者様から頂いたヘッドホン。長年の相棒としてお世話になっていたのですが6年目あたりからボロボロと耳あて部分の合皮が剥がれ落ち始めてしまいました。
現在は…
こんな感じです…
もう完全にこりゃあかんって状態になってしまいました。
ので
ヘッドホンに靴下を被せてカバーを自作というか再利用することにしました。
お金かけたくないしだって振り返ったら伸び切った靴下があったから…
いやいやきたねーよ?
せめてTシャツやアームカバーにしたら?
って声が聞こえてきますが、なあにかえって免疫がつく。人は無菌は生きられないの。共生と矯正。強勢と狂声。これが私のSDGsや!
作業1:ボロボロの合皮を剥がす
ヘッドホン以外にもリュック、バックにとよく合皮は使われています。が、保存状態によっては数年でボロボロになる素材なのだから商品に使うの辞めてよねって私言ったよね?(10年以上前のブログでマジで言ってた)
などと文句を言ってても現実が改善されることもないため、リペア作業?はとりあえず触ってるだけでボロボロと落ちる合皮を剥がすことから始めました。
おじさんゴリゴリ剥がし中…
剥がしきれない部分は爪でゴリゴリ…
剥がれた合皮の何が嫌って
- 床に剥がれ落ちる
- 剥がれた部分がザラザラしてる
このザラザラとしてる感触が生理的に嫌。誰だよ家の中に土をバラまいたのってザラザラ感。掃除するのは私しかいないのにゴミを増やす趣味なんてないのおおお。
一応カバーを被せるリペア商品が800円ほどで手に入るようですが、他社メーカーだとうまく合わないこともあるし、商品の付属品として公式メーカーが最初からセットで販売してほしいものです。
作りを見ると100円均一でも売ってそうなのですが残念ながら近所のダイソーにもセリアにもなかったです。アームカバーとかクッションとか程よい伸縮性で再利用しやすそうな素材はありましたが、なんで商品はないのだろうね?結構需要あると思うのだけど。
作業2:靴下を捧げる
3年ほど履いた靴下を被せることにしました。おじさんは生きてるだけで清潔感マイナス5億度な存在なので些細なことは気にしません。それよりも役目を終えた靴下が再度輝ける事が素晴らしいのです。君は生まれてくれただけで素晴らしいんだよ。
ゴムも伸び伸び。履いてるだけで下にずり落ちてくる。もはや当初の機能は維持できていない。
靴下のゴム部分が良い感じにフィットするのを確認。これならいけそうです。
なお側面部分。こちらはほんとまだ綺麗なんだけどなあ
作業3:適当にハサミで切る
あて紙を当てるのは女々か?
って幻聴が聞こえてきたので目算でええいと切断してみました。ゴム部分があるので適当でも割りとフィットするのは確認してたからですが、良い子は真似しないように。
結果としては余分に切りすぎました。内側に押し込んでも結構余ります。
また内側に寄れができちゃったのでテキトーにサクサク切れ込みを入れて極力盛り上がりがないように調整
両側も同様に。当たり前ですが靴下のくるぶし部分と底部分で縫い目がすでに全然違うっすね。
作業4:縫い付ける
あとは以前100円ショップで確保していた簡易ソーイングセットでテキトーに縫い付けます。
知識もなく雑な自分はすげー適当に縫い付け。
縫い付けると外すことができないため、ゴム部分をうまく利用して取り外し可能にしたほうが良いのだろうなあとは作業しながらすぐに思いましたが、しっかり縫い付けてないからすぐ外せるしまあいいやって。
内側外側を行ったり来たりー
中身はスポンジなので往復するのはらくらくー
で。
着用して1時間ほど試し聞きしてますが音質の変化は感じません。まあ耳あて部分だからそりゃそうなのでしょうが。
あとは接点部分が合皮から布になったため熱がこもりやすいのか逃げやすいのかなんだけどこれは正直よくわからない。真夏くらい室温あれば比較できるかもしれない。いや、そもそも真夏はイヤホンか。
まあ合皮が剥がれたあとのザラザラしないだけですべてよしです。
終:反省点
以上、ヘッドホンの剥がれた合皮部分を緊急レスキューしたって記録。時間としては思いついてから作業込み込みで2時間くらい。
一応反省会。
布なのでそのうち匂い出しそう問題。そもそも靴下を使ってる時点で清潔感もクソもないのですが、ファブリーズなどの文明の利器を信じるとします。
今更ですが、最初にテキトーに余分に切ってるのだからそこを巻き込んでゴムを通す構造にしておけばよかったです。そうすりゃ着脱して洗えていたのに。ゴムも毎日捨ててるマスク部分を再利用すりゃ済む話だった。
すぐに気づいたのだけど面倒臭さが勝利してしまったが故の悲劇。
やっぱ物事は計画的にやるのが大事。こうはならないようにしましょう。