( ゚д゚) シートポスト抜けない問題
いきなりなんぞやって話題。
通勤で年中酷使されている自転車もたまには洗うだけではなく乗車位置の調整をしましょうかとサドル位置を調整しようとしたら完全にくっついてしまってたのです。
シートポストとフレームを固定器具を緩めて乗車しても完全に固着しているのかビクともしない。その強固たるやもはや元々溶接されてましたが?って硬さ。これは困りました。
起:メンテは頻繁にしましょう
多分現在の自転車に乗り始めて8年ほど経過しております。
自転車のあさひで購入。確か街乗り仕様の3万円ほどのもの。その間にシートポストの交換はしたことはありません。もともと購入時した当初のもの。だからサイズが違うなんてベタなミスはない。
ただ乗車位置調整したのなんて4年ほど前なんだよなぁ…
そうなると見た目は綺麗でも内部で錆ついてくっついてしまったのかなというのが最初の原因追求憶測。タイヤがすり減ってきたら交換とか雨の日のあとは水をジャバジャバかけて上げる程度のメンテはしてましたが、フルばらしなんて一度もやったことないんだなあ。
解決のために試してみたこと
思いつくままやってみました(過去形)
- パワー ダメ。ビクともせん。
- クレ556 ダメ。浸透すらせん。
- ハンマー ダメ。布ぐるぐるして叩いてみてもミリすら動かない。
- 熱膨張 ダメ。熱湯ぶっかけて冷水コンボも無惨。
- 店 ダメ。自転車屋のあさひに連絡。ただの交換ならやりますがの回答。働け。
- 直接攻撃 ダメ。バールの先端をノミのようにフレームの接着部分に打ち付けても傷ができるだけだった。
( ゚д゚) 硬った…
最後のバールハンマーで露骨に傷ができてしまいましたが、少し隙間ができたのでラスペネをぶっかけて1日放置することにしました。
もうこれでダメなら内部が全部くっついてるんじゃない?と諦めムード。ああ、あさひでは交換するだけなら工賃500円でやってくれるそうです。交換できるなら。できないので困ってるんですが。
原因は電解腐食現象だそうで
放置の間にインターネットで解決方法はないかと調べてみたら原因らしきものが候補に上がっておりました。
アルミと鉄など違う物質が長年接着している状態だと溶け合ってくっつく電解腐食という現象が起こるとのことです。そういえば異種金属代表のボトルケージとかようくっついとるわ…錆よりも強固にくっついてるのかそれかぁ。
原理に関しては空気中のイオンと金属が電解チャンネルを云々…とバナナァって表情になったので割愛しますが、まあ、そういう原理だそうです。古い自転車をオークションで購入すると割りとあるとかなんとか。
あと普段何気なくやってるネジ部分にグリスを塗るとか物質との間にゴムなどの絶縁体をかませてるのはこの現象を防げるんですって。体重負荷がかかるシートポスト部分にやってよいのかは知りませんが。
なんだか最初から腐食をしにくい組み合わせの素材を使えば良いだけな気がしますが、フルカーボンとかフルアルミとかあまりアピールされたの聞かないので、ちゃんと頻繁にちゃんと洗ってメンテしてろよバーロー?って事のようです。はい。すいません。
で。
翌日。
( ゚д゚) 硬ってぇ…
はい。微塵も動きません。知ってた。
もう抜くためにはシートポストを切断するしかないか?って強度。こうならないように雨風晒す状態の自転車はちゃんと定期的にお掃除してやりましょうってことのようです。
終:諦めて試合終了するのも大事だよ?
もう8年近く普段のジデツーで世話にはなってる自転車ですが、さすがにそこまで手間と費用をかけてまで解決したいわけでもないのでここらで諦めることにしました。
私はサドルの位置調整をしようとしただけだったのになぜこんな知識を得てしまったのか。もう固定具無しでくっついてるサドルの強度に感謝しましょう。逆に。逆にね。(現実逃避)
以上、すげーな電解腐食って日記でした。